付きまとい
対策マニュアル

「まだ近くにいるかもしれない」「あとをつけられている気がする」 「家に帰っていいのか分からない」。 そんな時に一番大事なのは、焦って自宅へ戻らないこと、相手に直接詰めないこと、 そして記録を残しながら安全な場所へ移動することです。

このページでは、付きまとい・尾行・待ち伏せ・現在地特定の不安がある時に、 その場でやること、絶対に避けるべき行動、証拠の残し方、相談先、法的根拠までをまとめています。

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このページで知れる事

  1. このページで知れる事
  2. 製作者情報
  3. 付きまといでまず保有必須の考え方
  4. その場でやること
  5. やってはいけないこと
  6. 危ないと思った時の相談先
  7. 法的根拠
  8. よくある質問
  9. 最後に

製作者情報

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鵬ルア

人間関係・SNSトラブル・ネット上の距離感に関する相談を扱う相談系VTuber。

このページは、外出中に「つけられているかもしれない」「近くにいるかもしれない」 「現在地がバレているかもしれない」と感じた時の初動対応をまとめたものです。 相談配信者として状況整理はできますが、命の危険・待ち伏せ・脅迫・自宅や学校や職場への接触がある場合は、 必ず警察・家族・学校・職場・公的窓口へつなげてください。

緊急性がある場合は110番、犯罪か分からないが警察に相談したい場合は警察相談専用電話 #9110 が目安です。

2024年12月23日より活動
付きまとい対策マニュアル 保有必須

付きまといでまず保有必須の考え方

付きまといが疑われる時に、最初から「事件だ」と決めつける必要はありません。 ただし、「気のせいかも」と思って何も記録しないまま動くのは危険です。 大切なのは、すぐに安全な場所へ移動し、現在地・時間・相手の特徴を記録することです。

1. まだ近くにいるなら、すぐ移動して記録する

「まだ近くにいるかもしれない」と感じたら、その場で立ち止まって悩まず、 人の多い場所へ移動してください。 店、駅、交番、コンビニ、商業施設など、第三者の目がある場所を選びます。

移動したら、現在地、時刻、見かけた場所、相手の服装、身長、髪型、持ち物、 車や自転車の特徴、何回見かけたかをメモしてください。

2. 家に直帰しない

つけられている可能性がある時に自宅へ戻ると、自宅の場所を知られる危険があります。 「怖いから早く帰りたい」と思っても、まずは人の多い場所や交番などで安全確認をしてください。

家に帰る前に、家族や友人へ現在地を送り、 「あとをつけられているかもしれない」「今から安全な場所に入る」と共有しておくと安心です。

3. その場で相手に詰めない

相手に直接「何してるんですか」「つけてますよね」と詰めると、 逆上・口論・接触・逃走・証拠隠しにつながる可能性があります。

相手を問い詰めるより、まず自分の安全確保、現在地共有、記録保存、相談先への連絡を優先してください。

付きまとい対策 その場でやること

その場でやること

付きまといが疑われる時は、家に帰るより先に「安全な場所へ移動」「現在地共有」「相手の特徴と時間をメモ」 「必要なら相談」の順番で動いてください。

距離を取り、人の多い場所へ移動

人気のない道や路地ではなく、駅、店、交番、コンビニ、商業施設などへ移動してください。 人目がある場所に入るだけでも、接触リスクを下げられます。

近くの店・駅・交番へ入る

近くに安全な場所がある場合は、迷わず入ってください。 店員、駅員、警察官に「あとをつけられているかもしれないので少しここにいさせてください」と伝えて構いません。

家に直帰は絶対にしない

自宅を知られると、その後の待ち伏せや接触につながる可能性があります。 家に帰る前に、家族や友人へ共有し、安全確認をしてから移動してください。

家族・友人に現在地を送る

文章を打つ余裕がなければ、位置情報だけでも送ってください。 可能なら「誰かが近くにいる気がする」「今から駅に入る」「10分後に連絡する」など、状況も一緒に伝えます。

相手の特徴と時間をメモ

服装、髪型、身長、性別、持ち物、車や自転車の特徴、見かけた時刻、場所、進行方向を記録します。 記憶だけに頼らず、スマホのメモやメッセージに残してください。

通話状態にする

家族や友人に電話できるなら、通話をつないだまま移動してください。 実際に話せない場合でも、スマホを耳に当てて通話している状態を見せることで、相手が接触しにくくなる場合があります。

現在地共有の例文

「今、○○駅の近くにいる。さっきから同じ人が近くにいる気がする。家には帰らずに駅か店に入る。10分後に連絡するから、返事がなかったら電話して。」

付きまとい対策 やってはいけないこと

やってはいけないこと

危険を感じた時ほど、焦った行動が一番危ないです。 相手に近づく、人気のない場所へ逃げる、家に直帰する、証拠を消す、周囲の異変に気づけない状態を作ることは避けてください。

相手に直接抗議しに行く

「つけてますよね」「何なんですか」と直接詰めると、相手を刺激する可能性があります。 その場で解決しようとせず、安全な場所へ移動して記録を残してください。

人気のない場所へ逃げる

路地、階段、公園、駐車場、裏道、暗い道へ逃げると、助けを呼びにくくなります。 逃げるなら、人の多い場所、明るい場所、店員や駅員に声をかけられる場所を選んでください。

家に直帰する

付きまといが本当だった場合、自宅を知られるリスクがあります。 帰宅より先に、安全な場所で待機し、家族や友人に連絡してください。

怖くて証拠を消す

DM、通話履歴、着信履歴、位置情報共有、相手の投稿、リプライ、引用、スクリーンショットは保存してください。 消す前に必ず記録を残します。

五感が鈍い状況を作る

大音量イヤホン、歩きスマホ、飲酒、睡眠不足、暗い道の一人歩きは、周囲の異変に気づきにくくなります。 不安がある日は、耳をふさがず、スマホの充電を残し、明るい道を選んでください。

相手に答え合わせをする

「家はそっちじゃない」「学校は違う」「駅はそこじゃない」などの否定は、相手に追加情報を与える場合があります。 反論よりも、無言で距離を取り、記録と相談を優先してください。

危ないと思ったら相談先と記録

危ないと思ったら

「事件かどうか分からない」段階でも、相談して大丈夫です。 危険度に応じて、家族・友人・学校・職場・警察相談・110番を使い分けてください。

ブザーや強力フラッシュで時間を稼ぐ

防犯ブザーやスマホのライトは、周囲に異変を知らせるために使えます。 ただし、相手を攻撃する目的ではなく、距離を取り、人目のある場所へ移動する時間を作るために使ってください。

家族・友人に共有する

現在地、状況、相手の特徴、これから向かう場所を共有してください。 「何分後に連絡する」と決めておくと、万が一の時に周囲が動きやすくなります。

学校・職場に相談する

相手が学校や職場を知っている可能性がある場合、先に共有しておくことで待ち伏せや接触への備えができます。 未成年の場合は、保護者と学校への相談を優先してください。

警察相談専用電話 #9110

「今すぐ110番するほどか分からないが、警察に相談したい」場合は #9110 が目安です。 付きまとい、待ち伏せ、不審な連絡、SNSでの脅し、個人情報の晒しなど、不安な段階で相談できます。

DM・通話・位置情報を保存

DM、通話履歴、着信履歴、位置情報共有、相手の投稿、リプライ、引用、URL、日時、アカウント名を保存します。 後から相談する時に「いつ・誰が・どこで・何をしたか」を説明できる状態にしておきます。

緊急なら迷わず110番

相手が近くにいる、待ち伏せされている、脅されている、自宅や学校や職場に来られた、 身体の危険を感じる場合は、#9110ではなく110番してください。

法的根拠

付きまとい対策では、「これは犯罪だ」とネット上で断定して相手を煽るより、 証拠を残して、警察・弁護士・専門窓口に判断してもらうことが重要です。

1. ストーカー規制法

つきまとい、待ち伏せ、見張り、押しかけ、うろつき、連続した電話・メッセージ、 位置情報の無断取得などは、状況によってストーカー規制法上の問題になり得ます。

警察庁は、ストーカーについて「つきまとい行為」や「位置情報無承諾取得等」などを繰り返し行うことが規制対象になると説明しています。 そのため、相手の行動が繰り返されている場合や、生活圏・自宅・学校・職場に接近されている場合は、早めに相談してください。

参考:警察庁「ストーカー被害を未然に防ぐ」 https://www.npa.go.jp/cafe-mizen/stoker.html

2. #9110と110番の使い分け

犯罪や事故に当たるか分からないが警察に相談したい場合は、警察相談専用電話 #9110 が使えます。 一方で、今まさに危険がある、相手が近くにいる、待ち伏せされている、脅されている、 身体の危険を感じる場合は110番です。

参考:政府広報オンライン「警察に対する相談は警察相談専用電話 #9110番へ」 https://www.gov-online.go.jp/article/201309/entry-7508.html

3. 個人情報・現在地の扱い

SNS投稿やDMで現在地、学校、職場、最寄り駅、家族構成、顔写真、背景、位置情報などが出ると、 相手に生活圏を推測される可能性があります。 写真や動画を投稿する時は、GPS情報、背景の文字、反射、他人の顔、店名、駅名などを確認してください。

参考:個人情報保護委員会「ここに気をつけよう!個人情報 SNSへの投稿」 https://www.ppc.go.jp/news/anime_personalinfo_literacy02/

4. 晒し・誹謗中傷・個人情報拡散

住所、学校、職場、顔写真、家族情報、現在地、DM内容などを晒された場合は、 SNSの通報機能だけでなく、法務省の人権相談や違法・有害情報相談センターなどの窓口へ相談できます。

削除依頼をする前に、スクリーンショット、URL、日時、相手のアカウント名、拡散状況を保存してください。 削除された後に証拠が残っていないと、被害説明が難しくなる場合があります。

参考:法務省「インターネット上の人権侵害をなくしましょう」 https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken88.html
参考:違法・有害情報相談センター https://ihaho.jp/

よくある質問

気のせいかもしれない段階でも相談していい?

相談して大丈夫です。 早い段階なら、証拠保存、帰宅ルートの変更、学校や職場への共有、警察相談などの選択肢が残ります。 「まだ大げさかも」と思う時ほど、ひとりで判断しない方が安全です。

相手に直接聞いてもいい?

基本的には避けてください。 相手を刺激したり、トラブルが大きくなったり、接触される危険があります。 まずは距離を取り、人の多い場所へ移動し、記録を残してください。

家に帰ってもいい?

つけられている可能性がある時は、すぐ家に帰らないでください。 自宅を知られるリスクがあります。 店、駅、交番などで安全確認し、家族や友人に現在地を共有してから判断してください。

証拠は何を残せばいい?

相手の特徴、時刻、場所、進行方向、見かけた回数、DM、通話履歴、着信履歴、位置情報共有、投稿URL、 アカウント名、スクリーンショット、画面録画を残してください。 「いつ・どこで・誰が・何をしたか」が分かる形が理想です。

#9110と110番はどう使い分ける?

緊急性はないが警察に相談したい場合は #9110。 今まさに危ない、相手が近くにいる、待ち伏せされている、脅されている、 自宅や学校や職場に来られた、身体の危険を感じる場合は110番です。

ブロックや削除は先にしていい?

先に証拠を保存してください。 ブロックや削除は有効な場合がありますが、相手が別アカウントで見に来る可能性もあります。 スクショ、URL、日時、アカウント名、通話履歴などを残してから対応してください。

不安なら、ひとりで抱え込まないでください。

付きまといの怖さは、本人にしか分からない部分があります。 「気のせいかも」「大げさかも」と思っても、危険を感じた時点で記録と共有を始めてください。

鵬ルアへの相談では、状況整理、証拠の残し方、相手に返信すべきか、どこに相談すべきかを一緒に確認できます。 ただし、待ち伏せ・脅迫・自宅や学校や職場への接触・身体の危険がある場合は、 相談配信だけで止めず、110番・#9110・家族・学校・職場・専門窓口へつなげてください。